■2024年はジャニーズと手を切って『24時間テレビ』を制作!?

 7月18日にはジャニーズ事務所が、外部専門家による「再発防止特別チーム」の提言を受け、記者会見を行なう予定であると公式サイトで発表した。

「記者会見がいつになるのかもまだ発表はありませんし、国連の会見を受けてから対応を進めることになりそうです。ただ、そもそも国連から“ジャニーズ事務所”と名指しされること自体が“異常”と報道周りではなっている。

 日テレ、TBS、フジは距離を取ろうとしているようですが、テレビ朝日は『ミュージックステーション』もあり、ジャニーズとは関係性が深いこともあり、そのスタンスはまだ見えてきません」(前出の民放キー局関係者)

 2003年からメインパーソナリティーにジャニーズタレントを起用してきた『24時間テレビ』を放送する日本テレビがジャニーズと距離を取ろうとしていると言われていることからも、事態の深刻さがうかがえる。

「キャスティングも含めて決まっていることが多く、今年はそのまま放送へと突き進むのでしょうが、来年以降の『24時間テレビ』については“議論するべきではないか”という声も日テレ局内からも上がっているといいます。

『24時間テレビ』は日テレでも特別な番組で、これが1年に1度あるから日テレは1つにまとまっていると考える局員も少なくなく、日テレ局員は『24時間テレビ』が絡むと宗教がかってしまうと言われるほど。それほど局にとっても大切な番組なわけで、来年以降も放送されるのは間違いありません。

 ですが、来年はジャニーズと手を切って制作を進める――その可能性は決してゼロではなさそうです」(前同)

 8月4日に行なわれるとされる国連人権高等弁務官事務所の会見内容次第で、事態はまた大きく動き出すのかもしれない――。