堺雅人(49)主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系) は、第2話が7月23日に放送され、平均世帯視聴率は11.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と好調ながら、視聴者から不満の声がわきあがっている。

 第2話の内容は以下。爆発事件の容疑者として指名手配された、丸菱商事のエネルギー事業部2課課長・乃木憂助(堺雅人)は、警視庁公安部・野崎守(阿部寛/59)の助けで現地警察の追跡から逃れ、医師・柚木薫(二階堂ふみ/28)とともに日本大使館へとたどり着いた。

 野崎はテロ組織の幹部・アルザイールの残した「ヴィヴァン」という言葉に引っかかっていて、大使館の通訳がローマ字の「BEKKAN(別館)」を「ヴィカン」と発音したことから、「BEPPAN(別班)」という言葉にたどり着く。その後、乃木たちは大使館から、秘密の地下トンネルを使って脱出することに。

 日本大使・西岡英子(檀れい/51)の裏切りにあいながらも、ドラムが用意してくれたトラックで検問を突破。緊急配備の指令が出され、警備が固まる前に国境を越えなければならないが、父の死亡を知った少女・ジャミーンが、病院を抜け出したと知った薫は、彼女に会いに村に行きたいと訴え……という展開。

 死神しかいない言われるアド砂漠を渡っていると、薫がラクダから落ちて姿を消すという、衝撃的なラストだったが、視聴者のツイッター上の反響は、《スケールの大きいわりに理屈っぽくて話がなかなか進まない》《脚本の底の浅さ、手ぬるさを見てしまい興醒め》《日曜劇場でたびたび足引っ張る仲間がいるのはストレス溜まる》などの不満の声が。