7月28日に放送されたNHK朝ドラ『らんまん』の第85話で、主人公の万太郎(神木隆之介/30)が植物学教室の出入りを禁じられ、次週以降の暗い展開を予感させているが、妻・寿恵子(浜辺美波/22)がピンチを救ってくれそうだ。
7月24日から放送された第17週(81話~85話)「ムジナモ」の内容は以下。寿恵子が長女・園子を出産し、万太郎は育児に図鑑の出版にと、充実した日々を送っていた。一方、植物学教室の教授・田邊(要潤/42)は妻・聡子(中田青渚/23)と、和やかに酒を楽しんでいたが、万太郎が作った図譜を見ると、雷鳴とともに神妙な表情に。
その後、万太郎は池のほとりで水生植物・ムジナモを見つける。植物学教室へ持っていくと、田邊がやって来て、日本ではまだ発見されたことのない食虫植物だと教える。田邊に論文を書くよう勧められ、万太郎はムジナモの研究に没頭。そんなある日、ムジナモが開花。田邊は、気候などの条件があるため、ムジナモの開花は世界初だと語った。
寿恵子が第2子を授かり、万太郎は園子が元気に動き回る中、精密に描かれたムジナモの植物画と論文を完成させる。植物学教室の仲間たちに絶賛されたが、田邊は「キミは自分の手柄だけを誇っているんだな」と一言。講師・大窪(今野浩喜/44)が田邊との共著にすべきだったと気付き、万太郎を叱責したが、田邊は万太郎の植物学教室の出入りを禁止した。
これまで順調だった万太郎の植物研究だったが、田邊の怒りを買ってしまい、嫌な予感がしてきた。植物学教室の出禁同様、次週も史実通りに描かれるなら、研究の道を絶たれた万太郎は、植物誌図編の刊行も途絶えてしまい、膨大な借金に苦しむのだが――。