■暗い展開を救う寿恵子・浜辺美波

「ここからは寿恵子の活躍が見られそうです。キーマンは田邊と酒を飲んでいるときに、“寿恵子に会いたい”と言っていた聡子です。寿恵子が聡子に頼み込んで、田邊との関係修復をとりなしてもらうのでは? また、制作統括が万太郎の研究を支えるため、待合(お茶屋)を開業すると明言しており、寿恵子の奮闘に注目ですね」(ドラマライター/ヤマカワ)

 制作統括(松川博敬氏)の発言とは、総合カルチャーサイト「リアルサウンド」のインタビューのこと。寿恵子が借金返済のために事業を立ち上げたことを「自由に研究をしてほしいという前向きな投資」と表現し、夫のための苦肉の策ではないとしている。ということは、前向きで、いきいきと商売に励む寿恵子が見られそうだ。

「万太郎と寿恵子とともに、気になるのは、第82話で新しい酒を作りたいと言っていた、高知の竹雄綾(佐久間由衣/28)と(志尊淳/28)です。史実通りなら万太郎を支援した末に酒蔵・峰屋を廃業しています。万太郎は研究一筋のキャラで頼りないので、ここでも寿恵子が奮闘してくれるのではないでしょうか」(前同)

 7月31日からの第18週は闇展開に突入しそうだが、冒険好きの寿恵子の活躍があれば、安心して見られるかもしれない。浜辺美波の奮闘の演技に期待したい。