■一度は“決別宣言”がなされた業界のドンと堺
そんな飯沼が所属するのは、22年末で堺が退社した大手芸能事務所の田辺エージェンシー。
「同事務所の田邊昭知社長は“業界のドン”として知られています。23年1月12日発売の『週刊新潮』(新潮社)で田邊社長は取材に対して、“堺から独立の話を持ち掛けられたのは22年の夏ごろ”と明かした上で“マネジメントを自分でやりたいと言うのだから、そういう人を引き留めてもうまくいくわけないじゃない。もう一緒に仕事なんてできないよ”と“決別宣言”ともとれる発言をし、業界内で波紋を呼びました」(前出の芸能プロ関係者)
飯沼の起用には同社に堺が所属していたことがリンクしているのでは、との指摘もあったが、
「『週刊新潮』の取材への発言もあり、田邊社長と堺さんの関係性は完全に“終わった”と思われていました。両者は今後、かなり距離を持ってやっていくのかなと思われていた最中、飯沼さんの『VIVANT』での想定外の“大活躍”があった。
飯沼さんは美しく大きなポテンシャルを秘めていますが、正直まだまだこれからの人ですよね。福澤監督が『私が女優になる日_』の演出も担当していたので、そこのつながりも大きいとは思われますが……。
飯沼さんが『VIVANT』に出ることは前から言われていましたが、超豪華キャストがひしめくなか、物語の今後を左右するようなここまで重要な任されるとは本当に驚きです。そこから感じられるのは、田邊社長と堺さんの関係が修復、ですね。完全決別したと思われていましたが、そんなことはなく、良い“落としどころ”があったのではないでしょうか………」(前同)
ドラマのストーリー展開も気になるが、堺と古巣の間でどんなやりとりがあったかも気になるところだ――。