■実はダンス経験が豊富なめるる
前出の制作会社関係者は話す。
「めるるさんは、ルックスが良くてスタイル抜群なでなく、思い悩むシリアスな演技もできる。4月クール放送の木村拓哉さん(50)主演の『風間公親―教場0―』(フジテレビ系)では、木村さんや新垣結衣さん(35)相手に一歩も引かない犯人役を好演していたのも、記憶に新しいですね。
4月期には清野菜名さん(28)主演の『日曜の夜ぐらいは…』でもメインキャストとして好演していました。そして何よりも、めるるさんはダンスで視聴者を感動させたこともありますよね」
昨年2022年8月27、28日放送の『24時間テレビ45 愛は地球を救う』にて、生見はウッチャンナンチャンの南原清隆(58)と社交ダンスを披露。ダンスとファッションを融合させたショーを生披露する企画だったが、そこでランバダを披露し、《ポージングがきれい》《最高だった》《めるるすごいダンス頑張ってた!!うるうるきちゃったよ》と、視聴者を大興奮させ、絶賛の声を集めたのだ。
そんな生見は、2020年9月6日に開催されたファッションブランドの世界観を日本トップクラスのプロダンサーらがダンスで表現するイベント『FASHION DANCE NIGHT2020』でも、ダンスを披露している。イベントの大トリでもあった「PUMA×MIKU」ステージに登場し、プロダンサーのMIKUと本格的なストリートダンスふうの振り付けで堂々とパフォーマンスを行なったのだ。
前出の制作会社関係者は続ける。
「ダンスにおいても高いポテンシャルを秘めるめるるさん。それだけに、自局の『24時間テレビ』でダンスを披露し、スタイルの良さ、ダンスの素晴らしいキレがあらためて注目されためるるさんは、ベリーダンスのシーンが描かれる連続ドラマ『セクシー田中』で朱里を演じるにあたっては最高のキャスティングと言えるのではないでしょうか。
何事にも本気で一生懸命に取り組む姿勢も視聴者から評価され、好感度も抜群に高い。キャスティングが話通りなら、めるるさんはきっと『セクシー田中』でも、最高のダンスを披露してくれるのではないでしょうか」
7月2日公開の『マイナビニュース』のインタビューにて、生見は当初から女優志望だったことを明かし、こう話している。
《デビューした頃はダンスやウォーキングなどいろいろなレッスンを受けていたのですが、私は実はすごく人見知りで。レッスン場では人と全く話せなかったのですが、演技のレッスンだと、台本があるから自分が話さなくても、台詞で人と話すことができたんです。それがいいなと感じたことも、演技へ興味を持つ出来事の1つでした(笑)》
下積み時代に受けていたダンスレッスン。その経験がしっかりと生き始めているようだ――。