■男性陣の言動がヤバすぎて……

 また、夏海のことを「女として見られない」と言っていたのに、健人に嫉妬したのか急に対抗心をむき出しにする匠。理沙の気持ちを無視して、急速に距離を詰めようとしてくる宗佑など、他の男性キャラにも批判が寄せられれいて、《みんなヤバい言動が多くて、演じてる俳優さんのイメージまで悪くなりそう》と、心配する声もある。

 これまで、男性陣のトンチキっぷりにツッコむことで盛り上がっていたが、今回は修の言動など、さすがにヤリすぎだと感じる人が増えているようだ。

「それぞれのキャラのバックグラウンドが分かっていれば、奇妙な言動も腑に落ちるのでしょうが、今のところ、その描写はほとんどありません。せめて、公式サイトでキャラ説明があれば、まだマシなのですが、それさえもないので、視聴者が共感できなくても無理はないです」(ドラマライター/ヤマカワ)

 第4話の平均世帯視聴率は5.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、なんとか下げ止まっている状態。配信サービス・TVerは再生数ランキングが上位と好調だが、このままだと、視聴者離れを起こす可能性がありそうだが――。

「次週で第5話と物語が中盤に入り、それぞれの恋が動き始めます。男女が接近する過程で、それぞれの事情が明かされていく可能性はあります。ツッコミが面白いだけではなく、登場人物に共感できる恋愛ストーリーを期待したいですね」(前同)

 主演の森七菜と間宮祥太朗をはじめ、演技に定評のある若手出演陣がそろっている本作。彼らの無駄使いにならないような、見ている人をキュンとさせるドラマ作りに期待したい。