妻夫木聡(42)が主演する『Get Ready!』(TBS系)の1月22日放送回が、平均視聴率が10.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/世帯)とまずまずの数字を記録したものの、安心できない状況が続いているようだ。

 22日の放送では、ラストシーンでジョーカー(藤原竜也/40)らの運転手役として、鈴木亮平(39)がサプライズ出演。なんの告知もなかったため、ツイッターでは「運転手は鈴木亮平さんだったか。それにしてもこの謎の男っぷり、痺れるわ~」「TOKYO MERの白い鈴木亮平さんが黒い鈴木亮平さんで参戦」など、話題となっていた。

「話題にもなったし、視聴率も日曜劇場としては物足りないもののまずまずの数字というところなんですが、若いユーザーが多いTverの動向がいまひとつなんです。日曜劇場は視聴者の若返りを狙って、前作の『アトムの童』で山崎賢人(28)を起用しましたが、結果として討ち死にしています。今度の『Get Ready』も同じパターンになりそうなんです」(ドラマライター・板橋六郎)

 Tverを見てみると、ドラマランキングでは1位の『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)に次ぐ2位(1月24日時点)と好調だ。しかし、いいねの数を見ると、『ブラッシュアップ』が1万1000あるのに対し、『Get Ready!』は3676と大きく水を開けられている。さらに3位の『大病院占拠』(日本テレビ系)が1万4000と、こちらにも負けている。さらにTverではお気に入り登録の数でもドラマカテゴリーで10位。数字を取りたいはずの配信で苦戦しているのだ。