■平野のファッション“変化”……背景にある「思惑」とは

 芸能人のファッション事情に詳しい女性誌編集者も、平野の服装に関する変化を指摘する。

「平野さんが先日着ていたヴィトンのシャツやアクセサリー、ブーツ、ロエベのTシャツなどは、新作ばかり。トレンドをキャッチする芸能人とはいえ、全身ヴィトンは明らかにやり過ぎです。雑誌の撮影でイヴ・サンローランのスーツを着るといったことはこれまでもありましたが、ロゴまみれというのは、TOBEへの合流という環境面での変化があったことを考慮しても最大変化。

 全身のコーディネートだけを見た場合、サイズの合わないネックレスの重ね付けや、爽やかな色合いの服に足元だけが重厚感のある茶色いブーツなどアンバランスな印象です。ファッション業界内でも違和感を持つ人は少なくありませんでした」

 ファンのなかにも、《スタイリストがつかなかったのかな?》《何故わざわざ全身揃えた?》と不思議がる声はあった。しかし、前出の女性誌編集者は「ただし衣装提供があったか、今後ヴィトンとの提携を狙うなら話は別」と続ける。

「無理やりにも思える全身コーデというのは、衣装提供があったか、なくともヴィトン側へのアピールと考えるのが自然です。さらに後日、平野さんが今まで披露しなかったロエベのTシャツを着用。衣装提供があるのではとの見方が強まりました。というのも、ルイ・ヴィトンもロエベも同じ『LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)』グループ。

 ついでに言うと、平野さんが全身ルイ・ヴィトンだった時、神宮寺さんの着ていた革ジャンはセリーヌ。セリーヌもLVMHグループ傘下のブランドです」(前同)

 8月8日現在、平野のインスタのフォロワー数は378万人、神宮寺が209万人。2人合わせると計587万人となり、600万の大台に手が届くのも時間の問題だ。

「600万人にアプローチできるというのは、ブランドにとって大きなアドバンテージ。シャネルが、大人気の5人組Youtuberのコムドットを広告モデルに任命したように、今はハイブランドでも新規顧客開拓を狙って、若者をどんどん起用する時代です。LVMHが平野さんたちに衣装提供をして、タレントたちの影響力を推し量っているかのようにも見えます。アンバサダーに検討していても不思議ではないでしょうね」(同)

 ハイブランドもさらりと着こなす平野。始めたばかりのインスタでは、ますます新鮮なショットが拝めるかもしれない。