8月10日、中村倫也(36)主演の木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系、21時~)の第4話が放送される。8月3日放送の第3話は平均世帯視聴率が7.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、第2話の9.4%から1.9ポイントの大幅ダウンとなったが、視聴者の間で犯人探しの考察が盛り上がっている。
このドラマは、『半沢直樹』シリーズでおなじみのベストセラー作家、池井戸潤氏の同名小説(集英社)が原作。スランプ気味の作家・三馬太郎(中村倫也)が、亡き父の故郷、山間のハヤブサ地区に移住。地元の消防団に加入したのを機に、連続放火騒動や住民の不審死など、怪事件に巻き込まれていく田園ミステリードラマ。
第3話の内容は以下。ハヤブサ地区の町おこし動画用シナリオを書き上げた太郎は、映像ディレクター・立木彩(川口春奈/28)と居酒屋「サンカク」で打ち合わせ。先日のそっけなさは消え、はつらつと企画を進める彩との会話を楽しむ太郎だったが、彼女は、町長の反対でドラマの話がなくなったことを隠していた。
そんな中、太郎は亡き父が遺した昔のアルバムから、ほかの写真とは異質な雰囲気の、美しい女性(小林涼子/33)のポートレートを見つける。シャクナゲの花を手に、穏やかに微笑む女性は誰なのか? 太郎が謎の女性の素性を調べ始めると、東京から担当編集者の中山田(山本耕史/46)が陣中見舞いにやって来た。
翌日、太郎と同じ消防団員の勘介(満島真之介/34)の祖母が、謎の女性は川に身投げして幽霊になったと言われている山西倫子に似ているという。街の外の男の妾で、展子という娘を産んだが、展子の行方は分からないらしい。そのとき、消防団の部長・賢作(生瀬勝久/62)の家が火事だと知らせが。駆けつけた団員たちは放火を疑って……という展開。
視聴者の考察は、謎の女性や放火犯について盛り上がっており、X(ツイッター)上では、「犯人はさんかくやの店主!なぜなら消防団やハヤブサ地区人の溜まり場で、人の噂や放火の最新情報が手に入りやすいこと!」などと、「サンカク」の店主・賀来(福田転球/54)を疑う声が多かった。