8月13日、俳優の堺雅人(49)が主演を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系)の第5話が放送される。8月6日の第4話は世帯視聴率13.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は8.4%を記録し、初回から好調をキープしている。

 第4話では、これまでメインビジュアルに起用されながらも出番がなかった松坂桃李(34)がようやく登場。堺演じる主人公・乃木憂助の“正体”も明らかになり、視聴者を喜ばせた。

「1~2話ではモンゴルでのロケを敢行したバルカ共和国(架空の国)編、3~4話は日本編といったところですが、5話では再びバルカ共和国を舞台にストーリーが展開されるといいますから楽しみですよね。

 ただ、モンゴルだけではなく日本各地でもロケを行なっています。特にドラマの世界観にハマってきそうなのは島根でのロケですよね」(制作会社関係者)

■「僕の今があるのはあの『半沢直樹』のおかげ」と語った阿部寛

『VIVANT』で演出(監督)を手掛けるTBSの福澤克雄氏(59)、主演の堺、メインキャストの阿部寛(59)は、ロケ地の1つとなった島根県庁前でインタビューを受け、島根ロケやドラマについてコメントしている。

 島根県観光振興課の公式YouTubeチャンネル『【ご縁も、美肌も、しまねから。】島根県観光振興課公式チャンネル』で、阿部は福澤氏と堺とドラマができることについて次のようにコメント。

「僕は堺さんと久しぶりにご一緒するんですけど、堺さんと監督がやられた『半沢直樹』を見て本当に衝撃を受けたんです。僕の今があるのはあの『半沢直樹』のおかげだと思ってますし、再び堺さんと監督と一緒にできることは僕にとっては本当に嬉しいこと」

※動画はYouTubeチャンネル『【ご縁も、美肌も、しまねから。】島根県観光振興課公式チャンネル』より

「阿部さんは、堺さんと福澤氏がタッグを組んだ『半沢直樹』(TBS系)に俳優として大いに刺激を受けたんでしょうね。そんな2人と仕事ができるということで『VIVANT』のオファーも快諾したのではないでしょうか。そして、序盤で阿部さんは、“正体を隠していた”堺さん以上の主役級の活躍を見せてくれました。

 ただそんななか、阿部さんの強い福澤監督への信頼発言で思い出されるのが2005年に放送された『ドラゴン桜』の続編、2021年放送の“2”(TBS系)の裏であった“出来事”ですね……」(前同)