俳優の堺雅人(49)が主演を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系)は、阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)、役所広司(67)、二宮和也(40)、松坂桃李(34)などの豪華出演陣、壮大なスケール、謎が謎を呼ぶ展開で大好評を博している。

「世帯視聴率だけではなく、テレビ各局が重視するコア視聴率も好調で、ドラマでは断トツの6%近い数字を取っています。今クールのドラマでは間違いなくナンバーワン。2023年を代表するドラマになるのは間違いない。

 ただ、『VIVANT』終了後、堺さんの芸能活動は結構厳しいことになるかもしれませんね……」(芸能プロ関係者)

 8月10日発売の『週刊新潮』(新潮社)が、長年、堺が所属してきた大手芸能事務所・田辺エージェンシー社長で“芸能界のドン”とも称される田邊昭知氏(84)が、堺の独立に激怒しているとあらためて報じたのだ。

 1月5日、堺が約28年にわたって所属していた田辺エージェンシーから独立したことが明らかになった。2022年12月31日付で専属契約が満了となったというが、同社からは発表が何もなかったこともあり、芸能関係者の間ではさまざまな憶測を呼んでいた。

 1月10日配信の『デイリー新潮』のインタビューに応じた田邊氏は次のようにコメントしていた。

「(堺は)マネジメントを自分でやりたいと言うのだから、そういう人を引き留めてもうまくいくわけないじゃない。もう一緒に仕事なんてできないよ」

『VIVANT』の主演の話は、田辺エージェンシー時代の事務所の力もあって取ってきた仕事でもあるが、同作についても田邊氏は「TBSと堺くんで直接やってくれ」となっていると話し、田辺エージェンシーは関わっていないと明かしていた。