■菅野美穂「2年ぶり連ドラ」のキャスティングが難航中か

 前出の『週刊新潮』の記事によると、その影響は堺の妻で女優の菅野美穂(45)にまで及んでいるという。

 菅野は、10月スタートのドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)で主演を務めることが発表されている。

※画像はドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』の公式X(ツイッター)『@yuriasensei_ex』より

 同作は、入江喜和氏の同名漫画が原作。夫の介護、愛人との同居、嫁姑問題を痛快に乗り越えるというストーリーで、菅野は地味でタフで明るい主婦ヒロインを演じる。菅野にとって2年ぶりの連ドラ主演でもある。

 ところが、主演の発表が6月にあったものの、共演者が8月に入った時点でも発表されておらず、現状、内定と言われているのは松岡茉優(28)と田中哲司(57)の2人だという。

 2人とも独立系の事務所に所属しているが、実は田邊氏に忖度した大手事務所の関係者からテレビ朝日サイドに「このドラマには協力できない」という旨の話があったと『週刊新潮』では伝えている。

 事実かどうかはともかく、芸能界では堺の独立の黒幕は菅野だった、という説が定着しており、田邊氏は菅野に対しても怒りを抱いているのではないかというのだ。

 前出の芸能プロ関係者はこう話す。

「実は、10月のテレ朝ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』には、堺さんがかつて所属した事務所と同じ協会に所属する大手事務所在籍の超売れっ子イケメン俳優Aが二番手として出演する話が出ていました。“内定”していたと聞いていますね。爽やかイメージで引く手あまたのAはおそらく菅野さんの夫役。菅野さんから介護される役だったと思われます。ところが、それも流れてしまったそうなんです。Aが所属するのも勢いのある大手プロダクションですが、プロダクションサイドが田邊さんの顔色を窺った可能性はあるでしょうね……。

 田邊さんが激怒しているという話ですが、堺さんと菅野さんが2人で“舞台”をやった、というのも響いているのではないでしょうか……」(前出の芸能プロ関係者)