相葉雅紀(40)がキャプテンを務めるゲームバラエティ番組『VS魂グラデーション』(フジテレビ系、毎週木曜19時~)が9月末で終了する。正式発表はまだだが、すでに多数のメディアで報じられており「『VS魂』終了は決定事項で10月からは引き続き相葉さんがメインの新番組がスタートします」(制作会社関係者)ということだ。しかし、早くも暗雲がたちこめているようだ。

 前出の制作会社関係者がため息を漏らす。

「嵐及びリーダーの大野智さん(42)は2020年末で活動休止。それでも嵐はいつか再集結し、復活してくれるのではないかという目算は業界内でも根強い。フジテレビとしては大野さんと嵐復活ができる場所にと、嵐メンバーが背負うバラエティ枠を持っておきたいんです。

“前回”もそう。活動休止に伴い嵐の冠番組『VS嵐』は終わらせても、その枠に相葉さんだけは残ってもらい、相葉さんをキャプテンに据える形でメンバーをリニューアルし、21年1月から『VS魂』が始まりました」

 後継番組となった『VS魂』の世帯視聴率は初回8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。『VS嵐』の最終回SPの世帯視聴率15.2%からほぼ半減で、2週目は6.4%とさらに落ち込んだ。

 その後も視聴率が上向くことはなく、21年7月には番組内容をテコ入れ。それでも効果は見えず、22年4月末に『VS魂 グラデーション』とさらなる刷新が行なわれた。しかし、現在に至るまでずっと「いつ打ち切りになってもおかしくない厳しい状態だった」(前出の制作会社関係者)という。