■ファンが楽しめればオーケー?
「それでも配信サービスの成績が良いのは、売出し中の萩原、久しぶりの連ドラ出演となる水上と神尾らの熱狂的なファンに支持されているからでしょう。これまで露出が少なかったぶん、メインで起用された本作をファンは熱心に支持しています。リアタイ視聴である視聴率と、何度でも見られる配信で差があるのは、そのためでしょう」(ドラマライター/ヤマカワ)
萩原利久は深夜枠のドラマで主演することはあっても、月9のようなゴールデン枠でのメインの役は初めて。水上恒司は岡田健史の名義で活動していたが、所属事務所との契約解除の問題などがあり、メインでのドラマ出演が減っていた。また、神尾楓珠(24)は昨年末から無期限休業状態に入っていたが、本作で連ドラ復帰となった。
最近では配信サービスの数字も重要視される傾向にある。視聴率は月9として爆死と言える数字だが、配信サービスで好調とあれば、問題ないのだろうか――。
「『真夏のシンデレラ』は、前期放送の木村拓哉(50)主演の『風間公親-教場0』、秋放送の二宮和也(40)主演の『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』という話題作に挟まれ、谷間の作品ともいえるので思い切ってファンサービスに徹した可能性は高いです。視聴率は悪くても、ある意味成功といえるでしょう」(前同)
夏海(森)と健人(間宮)、愛梨(吉川)と修(萩原)と守(白濱亜嵐/29)、理沙(仁村)と宗佑(水上)、そして、匠(神尾)と、それぞれの恋が盛り上がりを見せてきた。イケメン俳優のファンにとっては、うれしい回が続きそうだ。