8月22日、多部未華子(34)が10月クールのドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)で主演を務めることが正式発表された。
『いちばんすきな花』は昨年10月クールに川口春奈(28)が主演、Snow Manの目黒蓮(26)が相手役を演じ社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ『silent』(フジテレビ系)の村瀬健プロデューサーと脚本家・生方美久氏がタッグを組んだ新作ドラマ。放送枠も、『silent』と同じ『木曜劇場』枠(木曜午後10時~)だ。
「本作に期待を寄せているのは視聴者だけではありません。『silent』、そしてそれを手掛けた村瀬プロデューサーはフジテレビにとって“救世主”と言える存在だった、と業界内ではもっぱらですからね。それだけに今、フジテレビ上層部からも『いちばんすきな花』に多大な期待が寄せられていると言われています」(ワイドショー関係者)
目黒の人気が沸騰した『silent』は、今、テレビ業界が最重視している13~49歳のコア視聴率が非常に高く、全話平均視聴率4.4%という好成績を記録。最終回のコア視聴率は5%を超えていた(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。
また、昨年12月27日から31日にかけての再放送も、好数字をキープし続けていたという。
「コア視聴率が高ければ、単価の高い良いCMが入ってきますからね。7月24日配信の『デイリー新潮』では、フジテレビの代表取締役会長の宮内正喜氏(79)が7月10日、社内の新体制全体会議で“深刻で、緊急事態”と、明言するほどに追い込まれていることが報じられているほど、経営面で不調が嘆かれています。
それだけに、今回の村瀬プロデューサーと生方氏が再びタッグを組んだ『いちばんすきな花』は是が非でも大ヒットしてもらわないと困る――フジテレビサイドからはそんな声が聞こえてきていますね」(前同)