連日、猛暑が続く日本列島。灼熱の日々が続くが、そんな中、連日冷や汗が止まらないのはジャニーズ事務所を率いる藤島ジュリー景子社長だろう。

 2023年の夏には、ジャニーズJr.内ユニットのいずれかのデビュー発表があるのではないかと目されてきたジャニーズ事務所。しかし、創業者のジャニー喜多川氏(享年87)による過去の所属タレントへの加害問題による影響で、9月に行なわれるバレーボールワールドカップの場で発表されると目されていたAぇ!groupのデビューは白紙に。

 さらに東西ジャニーズJr.によるコンサート『ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』でも、その発表はないままに終わった。

 そうしたなか、“Jr.”担当であるジャニーズアイランド社長・井ノ原快彦(47)が“デビューの概念”に対する曖昧発言を続けたことで、ファンは不信感を募らせている。

『わっしょいCAMP!』は、7月16、17日に京セラドーム大阪、8月19、20日に東京ドームで開催。Jr.のコンサートは4年ぶりで、前回はSnow ManSixTONESが同時デビューというサプライズ発表があったため、今回もHiHiJets美 少年、Aぇ!groupなど、“有力待機組”がついにデビューかと期待していたファンも多かった。

 今回のコンサートでデビュー発表をしなかったことについての井ノ原の考えを、女性誌記者はこう話す。

「19年、Snow ManとSixTONESが翌年のデビューを発表した時には、彼らと同世代であるTravisJapanがあぶれる形になり、メンバーは号泣しながらパフォーマンスをする羽目に。ファンも大荒れで、いまだにその地獄絵図は語り継がれています。

 その後、TravisJapanは昨年やっと配信という形で“デビュー”していますが、Jr.内ユニットが増えた今、すべての待機組が同時デビューというのは現実問題として難しい。

 井ノ原さんは、結局どのユニットのデビューを発表しても、同時にはデビューできないユニットもあることを踏まえ、“誰かが本番中に泣いて誰かが笑ってということもある。皆のステージだから、最初から最後まで盛り上がれる公演にしたかった”と、あえてデビュー発表をしなかった理由を説明していました」