■井ノ原の曖昧発言、デビューよりも「まずは人として」
ファン以外にはわかりづらい話だが、ジャニーズにとって「デビュー」といえば基本的に“CDデビュー”のことを指す。いくら大きな会場でライブを行なっていたり、バラエティ番組やドラマ、映画に出演していたりしても、CDを出していない限り「Jr.」からは抜け出せない“システム”なのだ。
「例外はあって、アクロバットを得意とするA.B.C-Zは12年2月1日にDVDシングル『Za ABC~5stars~』でデビュー。ジャニーズ初の“DVDデビュー”として話題を呼びました。ただしこの楽曲は、その後CDアルバムにも収められています。
一方でTravisJapanは配信デビュー、先月リリースした楽曲『Candy Kiss』もデジタルシングルのみで、CDという形にする予定は現時点でまだありません。TravisJapanは滝沢さんが手掛けたグループで、ネット進出に前向きではない事務所にとってもチャレンジングなデビューの形でしたが、滝沢さんが辞めた今、事務所内では異例の立場。
他グループのファンからは、“TravisJapanはデビューって言えるの?”と、いまだに疑問の声もあるほどです。それほどジャニーズファンにとって、”CD”は大事なんです」(前出の女性誌記者)
“次のデビュー問題”でファンがやきもきするなか、井ノ原は、『わっしょいCAMP!』の後の取材で、CDデビューは「ジャニーズの伝統」だとしつつも、「ゴールでもスタートでもない」と淡々と回答。「まずは人として成長して、たくさんの人を幸せにできるようになって」と煙に巻いた。
「“人として成長”というのは、直前にやらかした美 少年の金指一世さん(19)、那須雄登さん(21)、佐藤龍我さん(20)を指しているのは明らかです。金指さんは、女性とのベッド写真が流出。那須さんと佐藤さんは、楽屋内の壁にシュークリームを投げつけ、高笑いをする動画が掘り起こされ、その非常識映像の大炎上と影響は甚大ですよね」(前同)