■脱退後、退所までの「不遇な仕打ち」渋谷すばるの前例とは
ジャニーズ事務所が、もうすぐ退所する岸をメディアに多く露出させるのは異例にも見えるが、映画のプロモーション期間は公開前後までというのが基本。『Gメン』の公開日である8月25日以降、岸のメディア露出が激減する可能性は大いにある。
「果たして『Gメン』の番宣期間終了後、どれくらいメディア露出があるのかは未知数。レギュラー番組以外の露出が一気になくなり、画面から消えるなんてことがあれば、それはもうジャニーズ事務所から岸さんへの“仕打ち”と言って過言ではないでしょうね……」(前出のワイドショー関係者)
グループ脱退と退所の時期にタイムラグがある場合、事務所から明らかに不遇な仕打ちをされるケースには、前例がある。2018年7月14日をもって関ジャニ∞を脱退、同年末で退所した渋谷すばる(41)だ。
「この年、関ジャニ∞は約5年7か月ぶりに2枚目となるベスト・アルバム『GR8EST』をリリースし、7月からは5大ドームツアーをすることが決まっていました。
渋谷さんが脱退・退所の意思を固めた時にはそれらの制作がすでに始まっていたため、渋谷さんは、ツアーに関しては”最後まで責任を持ってやる”と参加の意向を示しましたが、現在の社長である藤島ジュリー景子氏が猛反対。渋谷さん不在の打ち合わせで、渋谷さん抜きでツアーを回ることが決定しました。
渋谷さんが参加すると、結局メインが渋谷さんの脱退ライブのようになってしまい、その後のソロ活動に勢いをつけてしまいますからね。関ジャニ∞脱退後は話題にのぼることもなくなり、ひっそりと退所していきました」(スポーツ紙記者)