8月20日、ジャニーズJr.の公式サイトが新たにオープン。これまでジャニーズJr.の公式エンタメサイトだった『ISLAND TV』は、新公式サイトに組み込まれる形となった。
2019年3月1日にオープンした『ISLAND TV』は、主にジャニーズJr.の楽屋や稽古中の様子を収めたショート動画を配信するサイト。コンサートの生配信も実施し、ネット展開に消極的だったジャニーズ事務所においては画期的なコンテンツを生んでいた。
この『ISLAND TV』をプロデュースしたのが、ジャニーズJr.をプロデュースする会社・ジャニーズアイランドの社長に当時就任したばかりの滝沢秀明氏(41)。『ISLAND TV』は、ジャニーズのネット解禁を決定づけた滝沢氏の大きな仕事とも言えた。しかし、そんな滝沢氏は22年9月26日付けで辞任。その後任となったのが、元V6で20th Centuryの井ノ原快彦(47)だ。
「井ノ原さんは、滝沢氏とは25年以上になる付き合い。しかし、2023年元旦に配信されたデイリー新潮のインタビューで井ノ原さんは、自分から滝沢氏に“代わりに(社長を)やることになったからね”と声をかけたものの、“引き継ぎめいたものはなかった”とキッパリ。誰にも何も話さないままいなくなった滝沢氏に、苛立ちをにじませていました。
そして今回、滝沢氏の功績である『ISLAND TV』を新サイトの配下に置くことで、滝沢体制を払拭し、井ノ原体制を強くアピールする狙いが透けて見えるんです。しかも『ISLAND TV』をそのまま組み込むというのは、滝沢氏の手柄を横取りしているかのようでもあります」(芸能プロ関係者)
現在、前社長の滝沢氏と現社長の井ノ原の関係性は、あまり良好ではないとささやかれている。
8月11日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、番組MCの中居正広(51)と20th Centuryの井ノ原、坂本昌行(52)、長野博(50)の対談が放送された。
番組終盤、TOBEを立ち上げた滝沢氏と、そこに合流した元V6の三宅健(44)について、中居が「滝沢のはどう思ってんの? 三宅が行ったわけでしょ」と質問。井ノ原は「ちゃんと(三宅の)面倒見てやってねとは思う」と元同僚の三宅を気遣うコメントをしたものの、「知らなかったので、俺たちも。(三宅がTOBEに)行くっていうのは」と、滝沢氏や三宅から何も知らされていなかったことを明かしたのだ。