■大河ドラマでは強烈なビジュアルを披露したばかり

『フェルマーの料理』は、『月刊少年マガジン』(講談社)で不定期連載中の小林有吾氏による同名漫画が原作のドラマ。数学者志望からシェフに転身した天才数学少年・北田岳(高橋)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊)による、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく物語だ。

「『silent』での板垣さんは、過去のちょっとした出来事から目黒さん演じる想に良い感情を抱いておらず、逆に紬(川口)の現在の彼氏である湊斗(鈴鹿)に懐いていた。それだけに、想が紬と久々の再会を果たして接近するのがどうにも気に食わない――という役でしたね。

 板垣さんといえば演技力だけでなく、女優と見紛う美貌と日本男児らしい凛々しさを兼ね備えたビジュアルの強さが人気の役者。

 直近では現在放送中の松本潤さん(39)主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』でも井伊直政役で出演。初登場時は“地元浜松の踊り子に扮して家康を襲撃しようとする”というもので、その美しいルックスが絶大なインパクトを残しました。10月ドラマ『フェルマーの料理』でも、圧倒的な美と印象深い演技を見せてくれるのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

 こうしてみると、あらためて『silent』キャストのその後のTBSでの起用率の高さが印象に残る。売れっ子争奪戦に勝利したのは、やはりドラマに強いTBSだったのか――。