『ザテレビジョン』による春ドラマを対象とした「第116回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」全8部門の受賞作・受賞者が、8月24日に発表された。
最優秀作品賞を受賞したのはKing&Prince・高橋海人(24)とSixTONES・森本慎太郎(26)のダブル主演ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)。最優秀作品賞も含めて5冠を記録する高評価だったが、その発表内容が“不自然だ”と物議を醸している。
『だが、情熱はある』は、高橋がオードリーの若林正恭(44)、森本が南海キャンディーズの山里亮太(46)を演じた、実話に基づいたフィクションドラマ。高橋は喋り方、森本はビジュアル面の圧倒的な役作りや再現度の高さで話題を集めた春ドラマである。
「高橋さんの演技は素晴らしかったし、主演男優賞を獲得するのも納得です。他の受賞も、しずちゃん役の富田望生さん(23)が助演女優賞、狩山俊輔氏、伊藤彰記氏、長沼誠氏の3人が監督賞、SixTONESの『こっから』がドラマソング賞で、これも作品評価を考えれば、何もおかしくない。
ファンの間で疑問視されているのは、森本さんが読者票では1位だったのに、主演男優賞の総合が4位だったことです」(テレビ誌編集者)
『ザテレビジョン ドラマアカデミー賞』は、「読者票」、「審査員票」、「TV記者票」の3部門で投票が行われている。
「読者票」で森本は1位、高橋が2位を記録。「TV記者票」では高橋が1位、森本が2位だった。そして、「審査員票」では森本が4位、高橋が5位、という結果だった。
しかし、総合では高橋が1位、森本が4位という結果になり、読者票がまったく反映されていないかのような順位となってしまったのだ。