■『週刊新潮』が報じたからこその信憑性……
ワイドショー関係者はこう話す。
「大野さんが辞めるまでならまだしも、嵐がグループとして辞めてしまうかも、という話ですからね……さすがに、にわかには信じがたい話なんですが、これを『週刊新潮』(新潮社)のWEB媒体である『デイリー新潮』が報じたことが、マスコミ関係者をザワつかせているんです。というのも、『週刊新潮』は現在、ジャニーズ事務所と非常に良好な関係にあり、基本的にジャニーズに批判的な記事を出しませんからね。
同誌を発行する新潮社からは、毎年のようにジャニーズのトップグループのカレンダーが発売されています」
新潮社からは、2020年にKing&Prince、2021年にSnow Man、2022年になにわ男子、今年はSixTONESのカレンダーが発売されている。
「さらに1月1日配信の『デイリー新潮』は、ジャニーズアイランド社長に就任した元V6の井ノ原快彦さん(46)の独占インタビューを掲載。滝沢さんのことなど突っ込んだことも聞いたとても良いインタビューでしたが、“ジャニーズ寄り”の記事だったことは否定はできない。
そして何より、“戦う週刊誌”『週刊新潮』は、国連案件にまでなったジャニー氏の加害問題は完全スルーしているんです。こういった点からも『週刊新潮』とジャニーズ事務所の良好な関係がうかがえますよね。
そんな媒体のWEBメディアが、大野さんがジュリー氏と対立しており、嵐がグループで退所する可能性がある、という記事を出してきたんです。ジャニーズにマイナスな記事は出さないはずの“新潮”がめちゃくちゃ踏み込んできた――“新潮がやるってことはすべて本当のことなのでは……?”と、一部のマスコミ関係者の中ではなっているんです。そして、“新潮”がこういった記事を出す場合、後々になって“本当だった”ということが少なくないですからね。
ただ本当に、大野さんが現体制での復帰はしないと決断しており、さらに今後のジャニーズ事務所を退所し、嵐メンバーも彼を追いかけて退所する――もしそんな事態になれば、キンプリ分裂どころの騒ぎではないですよね。今年後半から来年は嵐のデビュー25周年のアニバーサリーイヤーですが、そんなことはすべて吹き飛んでしまいますよね。
それこそSMAP解散に匹敵するほどの騒動になるでしょう。そんな内容を“新潮”が報じているからこそ、一部のマスコミ関係者は戦々恐々となっているんです」(前同)
水面下で嵐にとんでもない事態が起きている……?