■続編を作るうえでの“2つの業界タブー”

 8月27日に京都で行なわれた公開記念舞台挨拶で瑠東東一郎監督は「リアルに『2』撮りたいんですよ!!作るためにあえてエピソード抜いて残してますから」とコメント。

 キャストの竜星も26日に東京で行なわれた舞台挨拶にて、

「先ほど打ち合わせのときに、偉い方がすごく面白いと言ってくださいました。できればパート2やりたい。岸君次第ですね」

 と、続編に意欲的なコメントを寄せ、岸も「皆さんが映画をどれだけ楽しんでくれるか次第ですね」と客席に呼びかけていた。

“続編があるならやりたい”――映画の舞台挨拶でよく聞くフレーズだが、「この『Gメン』の場合は、この発言は2重の意味で重い意味を持ちますね」と話すのは、芸能プロ関係者だ。

「岸さんは9月末でジャニーズを辞めますが、『Gメン』は“ジャニーズの岸優太”としての作品。要は、ジャニーズ事務所で受けた仕事、ということです。岸さんが事務所を退所後に『Gメン』の続編“2”を製作するというのは“業界タブー”を破ることになる、とも言われそうなのがまず1つあります」

 そんな岸は、滝沢秀明氏(41)が立ち上げたエンターテインメント会社「TOBE」に、キンプリおよびジャニーズ事務所を辞めた平野紫耀(26)、神宮寺勇太(25)らと同様、合流するのが濃厚視されている。『TOBE』は辞めジャニが多く名を連ね、古巣・ジャニーズとの対立は必至と見られており、それでも「続編をやりたい」と監督らがコメントしているのは、異例にも映る。

「もう1つの“タブー”は、『Gメン』のメインキャストに、現役ジャニーズの森本さんが出演していることですよね。

 超円満にジャニーズ事務所を退所した元V6の森田剛さん(44)や中居正広さん(51)のケースとは違って、スーパーグループだったキンプリからの岸さんたち3人の脱退は、日本中を巻き込む騒動になった。週刊誌報道などで漏れ伝わってくる話も、事務所上層部とバチバチな話ばかり。今後、岸さん、平野さん、神宮寺さんと現役ジャニーズとの共演が簡単に成立するとはとても思えません。

 それが分かり切っているのに、今回、監督、竜星さんが“続編をやりたい”と平然と主張した。そこにあるのは、“またやりたい”という純粋な制作意欲でしょうね。そしてそんな気持ちを湧き起こらせるのが、座長の岸さんですよね。あらためて、岸さんの現場での愛されぶり、一緒に仕事がしたいと思わせる素晴らしい人柄が伝わります」(前同)

 岸の魅力がふんだんに詰まった映画『Gメン』。もし続編製作が決まったら、そのキャスト陣にジャニーズ事務所所属のSixTONES森本慎太郎もいたら――間違いなく大きな話題になると思われるが、果たして。