8月30日、嵐の松本潤が40歳の誕生日を迎えた。グループ最年少の松本が40歳になったことで嵐は5人全員が40代となり、「嵐全員40代」がX(ツイッター)トレンド入りを果たすなど、朝から盛り上がりを見せている。
「多くのファンが松本さんを祝福しているほか、《嵐としてもこの秋は25周年イヤーに突入。嬉しいお知らせがあるといいのです》と、大野智さん(42)が活動休止状態のため不透明な25周年のイベントに思いを馳せる声も多く寄せられています。
ただ、現在のジャニーズは25周年イベントどころではない状況にありますよね……」(女性誌ライター)
かねてより取り沙汰され、国連が動き出す騒動にまで発展した創設者・ジャニー喜多川氏(享年87)による加害問題。これについてジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」は8月29日、「ジュリー氏の代表取締役社長辞任と同族経営の弊害の防止」と題して、現社長でジャニー氏の姪である藤島ジュリー景子氏(57)について「代表取締役社長を辞任すべきと考える」と指摘。
それを受けた8月29日配信の『文春オンライン』では、ジュリー氏が社長を退任する意向である、と報じられている。
芸能プロ関係者は話す。
「ジュリー氏が退任となれば、次期社長候補のジュリー氏の娘のAさんはまだ大学生で、経営者になるのは不可能でしょう。この事態に、スポーツ紙でも“ジャニーズ解体”と大きく見出しが打たれています。
さらに、元King&Princeの平野紫耀さん(26)と神宮寺勇太さん(25)など、“辞めジャニ”が滝沢秀明氏(41)が立ち上げたエンターテインメント会社『TOBE』に続々と合流していることもあり、盤石だったジャニーズの地位は大きく揺らぎつつあります。
そんななか、社長の滝沢氏が前で出て盛り上げているTOBEを意識しているのか、松本さんが幹部入りして事務所を支えていく――そうした話も、聞こえてきていますね」
松本は、2021年12月に東京ドームで開催した『Johnny‘s Festiva~Thank you 2021 Hello 2022~』の演出を担当。美 少年のアメリカ公演に帯同するなど、すでに幹部的な働きをしている。
人気も実力も実績もある松本が前面に立ち、新たに生まれ変わるジャニーズ事務所のビジョンや魅力を発信していくことで、タレントの流出を食い止める――そんな話が出ているというのだ。