■「嵐全員退所説」まで浮上する状態に
前出の芸能プロ関係者は続ける。
「一方で、嵐は25周年を控えていながら活動再開の兆しがまったく見えてこない。これについて8月24日付の『デイリー新潮』では、嵐自体が退所、離脱する可能性が出てきていることが報じられ、業界がざわついています」
『デイリー新潮』は、“もともと大野はジュリー氏と確執があったが、ジャニー氏の問題が表面化したことでもはやジュリー氏の体制下で活動する気がない”“メンバーたちと一緒に退所し自分たちでやっていくつもりではないか”といった旨を報じたうえで、「年末までに嵐の退所問題を中心に大きな動きがある」と、元同事務所スタッフのコメントを掲載している。
「重要なのは、このニュースを報じているのが『週刊新潮』(新潮社)のWEB版『デイリー新潮』だということです。『週刊新潮』は現在、ジャニーズ事務所と非常に良好な関係にあり、基本的にジャニーズに批判的な記事は出さない。今年元旦のジャニーズアイランド社長の元V6・井ノ原快彦さん(46)の独占インタビューも『デイリー新潮』ででした。
それだけに、“そんな近い関係の新潮が報じるってことはすべて本当のことなのでは”と、一部のマスコミ関係者の中ではなっているんです。そして、“新潮”がこういった記事を出す場合、後々になって“本当だった”ということも少なくないですからね」(前同)
“嵐がグループでジャニーズを辞める話”に“松本が事務所の幹部に就任する説”――真逆とも言えそうな話だが、今回の再発防止特別チームのジュリー社長への“辞任勧告”も含めて、嵐、そして松本の周辺が大荒れなのは間違いないだろう。とても、嵐の25周年どころではない状況に見えてくるが――。
「松本さんが主演しているNHK大河ドラマ『どうする家康』も、評判も視聴率も思わしくない感じですよね。座長の松本さんもこの現状を良しとはしていないでしょうが、それどころではないことが事務所内で起きているわけで……とにもかくにも、松本さんにとっては40代の初年度は、激動の年になることは間違いなさそうですね」(同)
どうなるジャニーズ事務所、どうする、松潤!?