■『VIVANT』は別次元だが『18/40』&『最高の教師』も大健闘!
『18/40』は、福原演じる夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖、深田演じるアラフォーで恋を後回しにしてきたビジネスパーソン・成瀬瞳子という2人の女性が年の差を超えたシスターフッド(女性の絆)を築き、それぞれワケあり男性と恋に落ちるラブストーリー。
一方の『最高の教師』は、卒業式の日に“30人の生徒”の誰かに突き落とされた松岡演じる化学教師・九条里奈が1年前の始業式の日に時をさかのぼり、“30人の容疑者”と対峙する学園ドラマ。
「『VIVANT』の視聴率があまりにすごいので、両作品がかすんでしまいがちですが、『18/40』の8月15日放送回のコア視聴率は3.0%、22日は3.1%でした。『最高の教師』も8月12日放送回は3.3%、19日は裏の『ほんとうにあった怖い話』(フジテレビ系)の4.9%に削られてしまいましたが、2.6%と悪くない数字なんです。
この2作品に続いてコア視聴率で健闘しているのが、森七菜さん(21)と間宮祥太朗さん(30)の『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)や中村倫也さん(36)の『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)ですが、2%半ばといったところですからね」(前出の制作会社関係者)
赤楚衛二(29)主演の『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)、杉野遥亮(27)主演の『ばらかもん』、若村麻由美(56)主演の『この素晴らしい世界』(ともにフジテレビ系)のコア視聴率は1%ほどだという。
「『18/40』は、特に女性視聴者にとっては共感性の高いストーリーですよね。一方の『最高の教師』は誰が犯人なのか、次の展開はどうなるのか、という考察が盛り上がっています。それぞれ方向性はまったく違いますが、だからこそタイプの違う視聴者の興味をしっかりとひきつけて、数字でも結果を出していますよね」(前同)