■「東山で決まり」「絶対にない」と予測は二分

 ワイドショー関係者が話す。

「竹中氏が示唆したように、新社長はジャニーズ内部の人間、それもタレントから選出されるのではないかと言われています。そんななかで、“東山さんで決まり”と言う人もいます。一方で、“絶対にヒガシではない”と言う人もいるんです。

 彼で決まり、という人の根拠の1つは、竹中氏の言葉通り、“ジャニーズのDNAを持った人”ではないと社長は務まらないということ。ジャニーズは大きな会社ですが、普通の企業ではなく、“商品”はタレント。どこかの企業の経営者が横から入ってきて社長に就任したとしても、タレントたちはついていきたいとは思わないでしょうからね。

 現状では、タレントの事情が分かっている社長じゃないと数百人のタレントをまとめきることはできないということですよね。そして、東山さんは今、ジャニーズタレントのトップにいる。それが“彼が新社長になる”と言っている人の最大の根拠ですね」

■主演ドラマ『刑事7人』もひと段落

 ジュリー氏の後任となる新社長は、会社の立て直しに苦慮することになるのは間違いないだろう。

「現状は、誰がやっても火中の栗を拾いに行くようなものですからね。それをやれるのはトップにいる東山さんしかいないと。これで“俺は向いてないから”と断って、後輩に押しつけたら彼の事務所内の立場も終わりでしょう。大変な役回りだからこそ、長男坊の東山さんがやってくれるのではないか、と言われているんです。

 それに主演ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系)のシーズン9も8月9日に最終回を迎えてひと段落といったところでしょうからね」(前同)

 前シーズンでは1話完結型のドラマだったが、シーズン9は10年前の「東関東連続強殺事件」を中心とした捜査が全編を通じて描かれた長編となった。

 最終回では事件の犯人や黒幕が判明。終盤には、「天樹さんは刑事を辞め、僕らの前から姿を消した」という白洲迅(30)演じる野々村拓海刑事のナレーションが流れ、東山演じる主人公の天樹悠が退職したことが明かになった。

 次の場面ではクワで畑を耕す天樹が登場。「刑事ではなくなった自分……。一体どんな人生が待っているのだろう。今は皆目見当がつかない。ひとまず、あの男に会ってみよう」と書かれた天樹の日記帳が映ったあと、顔の見えないスーツ姿の男が登場する――という意味深なラストとなった。