■ジャニー氏とJr.のことを最もよく知る振付師もTOBEに移籍

 7月13日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、ジャニーズの名物振付師・サンチェ氏がジャニーズでの指導を辞めたと報じていた。さらにサンチェ氏がTOBEに移籍する噂があると伝えた。

「サンチェ氏はJr.のほぼすべての振り付けを担当してきた人物。彼が振り付けしたダンスに、ジャニー氏がさらにアイデアを出してJr.のダンスが完成していくという流れだったんです。サンチェ氏はジャニー氏の右腕でもあり、昔からすべてを見てきたと。

 Jr.の現場にいた大人はジャニー氏とサンチェ氏だけだったということも少なくなかった。中には、事務所内で知っている大人はジャニー氏とサンチェ氏だけというJr.もいたというぐらいですからね。

 サンチェ氏はレッスン場からジャニー氏とJr.が帰って行く姿も見ているでしょうし、ジャニー氏の一件を最も知っているのはサンチェ氏だと言われるほどなんです」(前出の芸能プロ関係者)

 サンチェ氏が移籍したとすれば、“ジャニー氏の闇”を語るべき2人がTOBEにいるということになる――。

「TOBE、滝沢さんはマスコミから質問が飛んでくるのを恐れていると言われています。今はジャニーズ事務所とジュリー氏に批判の目が向けられていますが、一気に流れが変わる可能性もある。

 ただ、滝沢さんが何を言ったって、炎上するのは目に見えている。それくらいこの問題は難しいことになっています。

 滝沢氏は、基本的にはジャニー氏関連の質問に答えるつもりはないようで、変な風向きにならないよう、報道には厳戒態勢でいるようです。そういった事情もあり、TOBEはイケイケにそうに見えて、内情はかなりピリピリしているといいますね」(前同)

 大逆風に見舞われている今のジャニーズ事務所を見て、滝沢氏は何を思うのか――。