TBS系日曜劇場『VIVANT』第8話が9月3日に放送され、本編終了後、9月17日にファンミーティングを開催することがテロップで発表。さらに予告編終了後には、次回(第9話、10日放送)放送前に150分もの生放送特別番組があることが明らかになった。

 9月10日の生放送特番は、19時から堺雅人(49)、阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)、二宮和也(40)、松坂桃李(34)ら豪華キャストが登場し、MCは麒麟川島明(44)と田村真子アナ(27)の『ラヴィット!』コンビが務める。生放送終了後の21時30分から『VIVANT』第9話が放送される。

 今回“重大発表”があることは放送前から告知されていたため、“実は2クールの放送なのでは”“ラストは映画版か”などの憶測が飛び交い、9月1日にはニュースサイト『NEWSポストセブン』(小学館)において、通常の連ドラ枠での続編制作が検討されているとも報じられた。

「あくまでも“現在の高視聴率をキープできたら”という条件付きの続編検討という話で、確定情報というわけではありませんでした。ただ2025年放送に向けて準備し、すでに出演者のスケジュール調整の打診があったなど具体的な話も業界内ではささやかれており、実現可能性は十分ありそうですね」(女性誌記者)

 とはいえ、今回の“重大発表”が続編決定でなかったのは事実。大作『VIVANT』はあと2回で終わるのか。それともまだまだ続くのか――ドラマ制作会社関係者はこう話す。

「続編の可能性がなくなったということではないと思います。そもそもあらゆるところに謎を仕込んで、視聴者による考察を盛り上げる作品なので、早い段階で“続編制作”と発表してしまうと、“ああ、完結しないのか”という形でのネタバレになってしまう。“ラストがどうなるか”というのが最大の考察ネタであることを考えれば、簡単に続編決定を発表するはずがない。

 ただ、海外ドラマでよくある“クリフハンガー”と呼ばれる、明らかに次のシーズンにつながる終わり方をする可能性があるとは言われていますね。正直あと2回で終わらせるには謎が多すぎるし、すべてを語り尽くすには、時間が足りないですよね」