9月7日、ジャニーズ事務所は創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の未成年タレントによる加害問題を巡り、都内で記者会見を行なう。そこでの藤島ジュリー景子現社長(57)の退任および新社長の発表が確実視されているが、9月4日、『文春オンライン』はいち早くジュリー氏の今後について報じた。

「ジャニーズの新社長には同事務所の最年長タレント・東山紀之さん(56)が就任する、と断定的に報じられましたよね。

 今回の文春砲では、それに加えて、ジュリー氏は“社長”の肩書を外しても代表権は手放さず、代表取締役として、ジャニーズ事務所に残るということも報じられました。経営から退くべき、という再発防止特別チームの提言に逆らう形になることからすでに多くの批判の声が飛んでいますが……同時に東山さんの妻で“社長夫人”となる女優に同情する声も集まっています」(女性誌ライター)

 東山の妻といえば、女優の木村佳乃(47)。女性誌が実施した「好きなジャニーズ妻ランキング」で1位を記録したこともある人気の高さもあり、

《ぜっっったい自分の旦那が今のJ引き継ぐとか嫌や!木村佳乃お気の毒過ぎる!》
《私は木村佳乃さんが大好きなので、佳乃さんに余計な苦労かけんなよと思う。》

 といった声が、SNSにも多く寄せられている。

「木村さんに関しては、今、非常に“タイムリーな作品”に出演していることも大きいですね。“ジャニー氏の闇”とシンクロしている部分が話題になっていて……」(前同)

 木村は現在、7月20日にスタートした若村麻由美(56)主演の連続ドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ系)に出演中。芸能事務所「プロダクション曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」の二代目社長で、創業者・比嘉義太夫(藤波辰爾/69)の娘である比嘉莉湖(ひが・りこ)役を演じている。

■木村の出演ドラマで“芸能界の闇”が描かれたばかり

「『この素晴らしき世界』は若村さん演じる平凡な主婦が、芸能界で活躍する大女優になりすます“なりすましコメディードラマ”です。芸能界の裏側も多く描かれているのですが、直近の放送回である第7話(8月31日放送)は、クライマックスに向けて“芸能界の闇”と癒着などを生々しく描いた回だったんです」(前出の女性誌ライター)

 第7話では業界で幅を利かせているテレビディレクター・沖野島紀明(吉田宗洋/40)がセクハラの常習犯であるだけでなく、

“6年前にホテルで開かれたドラッグパーティーで女性にもドラッグを飲ませて死亡させた挙句、それを実父で帝都テレビに影響力を持つ父親に揉み消させ、女性のプロダクションのせいにした。しかも、揉み消しに加担していたのは莉湖(木村)の父親で当時『プロダクション曼珠沙華』の社長だった義太夫で、バックには映画監督で芸能界のドン(堺正章/77)が関与している可能性もある“

 という過去の闇が。その事実がセクハラ被害を受けた女性の口から明らかになって――という内容だった。