■めめラウにとってパリは「約束の地」だった!?

 ラウールは、パリ滞在中に開設したばかりのインスタグラムアカウントでインスタライブを行ない、「昔からずっとめめ(※目黒の愛称)は俳優業を頑張りたい、俺はモデルを頑張りたいって言っていてようやく2人ともそれぞれ開花し始めて」「お互いこれから同じグループだから同じ活動はしていくけど、個人活動においてはそれぞれの道をしっかり積み上げていこうね、という話をしました」と語っていた。

「目黒さんとラウールさんは、それぞれ切磋琢磨して個人の夢に向かいつつ、互いにエールを送り、サポートをし合い、そしてそれをSnow Manとしての活動にも還元し、グループとしてより前へ進んで行くつもりなんでしょうね。目黒さんは少々無理をしてでも現地にまでエールを送りに行った。パリは目黒さんにとって“約束を果たしに行く地”だったのかもしれませんね。

 ただ、King&Prince(キンプリ)メンバーも、かつては同じように“個人の活動をグループに還元したい”といったようなことを語っていたんですが……」(前出の女性誌ライター)

■「グループとして、もっといけるなって思った」と語った平野

 キンプリを巡っては、メンバーの平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が5月22日にグループから脱退し、平野と神宮寺は同日、主演映画の公開とPR活動を残す岸は今秋にジャニーズ事務所を退所。5月23日のデビュー記念日からは、永瀬廉(24)と高橋海人(23)の2人組として活動することが発表されている。

 そんなキンプリは2021年4月、CDデビュー3周年を記念して『AERA』(朝日新聞出版)のインタビューに5人そろって応じ、これまでの挑戦とこれからの目標について語っていた。

 平野は同年5月リリースの7thシングル『Magic Touch』について「海外進出という目標は、常に胸に秘めながらやっています。もちろん、海外の方に見ていただけたらうれしいですけど、今回はそれだけを意識した曲ではなくて、僕らのファンじゃない方にも見ていただきたいなっていうのが、一番の目標かな」と、当時から海外を意識した回答をしている。

「グループとしての夢は?」という質問に、高橋はもっとたくさんのドラマや映画に出演して経験を積み、「個人の仕事で得たものをグループに還元したい」と話し、岸も「俺も同じです」と同調していた。

 平野は「昔から、歌もダンスも演技もバラエティーも、何でもできるグループになりたいという目標はあって」としつつも「今回のダンスの挑戦で欲が出ちゃいました。もっとダンスが上手になりたい。グループとして、もっといけるなって思った」と語っていた。