■3周年のときにはあった「グループで海外に挑戦したい」という想い

 芸能プロ関係者が話す。

「平野さんは“歌もダンスも演技もバラエティーも”と話していましたが、演技とバラエティーに関しては日本の芸能界での仕事ですよね。平野さんは、昨年冬クールでドラマ『クロサギ』(TBS系)の主演を務めました。今年4月クールにも日本テレビの土曜22時枠で主演が決まっていたといいますが、脱退により白紙になってしまったと言われています。

 そしてグループの冠番組『King&Princeる。』(日本テレビ系)は“どバラエティー”ですよね。そういった仕事も頑張っていきつつ、おそらくダンスや歌で“海外進出も”と目標を掲げていたことが彼の言動からうかがえますし、やはりそうしたパフォーマンス面を強化して、グループで海外に挑戦したいという思いが強かったのではないでしょうか。

 しかし、次々と日本でドラマやバラエティーの仕事を入れられるなど、それが許されることはなかった。結果、グループでの海外進出をあきらめることになったことがうかがえます」

■万が一、Snow Manが退所するなら「9人全員で」!?

 2022年11月の『週刊文春』(文藝春秋)によると、ジャニー喜多川氏(享年87)の悲願だった海外進出を実現しようと奔走していたのが平野、岸、神宮寺で、世界での活動について取り合ってくれない藤島ジュリー景子社長に不満を持っていたという。事務所に残る永瀬と高橋は、映画やドラマを優先したいと考えているとも報じていた。

「2021年のデビュー3周年の段階では、平野さんは5人で世界進出したい、岸さんも個人での活動をグループに還元したいと考えていたんです。ところがそこから時が経つにつれて、平野さん、岸さん、神宮寺さんの3人と、永瀬さんと高橋さんの2人の考え方に乖離が生じてしまったと……。

 Snow Manの目黒さんとラウールさんも同じように発言をしていますが、メンバーの考えは一致しているように感じます。一方、特に平野さんはメンバーとのズレを次第に感じるようになっていったのではないでしょうか」(前同)

 Snow Manは滝沢秀明氏(40)が育成、プロデュースを手掛けたグループとして知られる。その滝沢氏が2022年10月にジャニーズ事務所を電撃退所し、Snow Manも追随するのではないか、という報道もあるが――。

「グループの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)は、4月に金曜20時のゴールデン枠に昇格すると言われていますし、今後も退所することはとても考えにくい。本当に万が一、退所することがあったとしても、目黒さんとラウールさんの絆から考えても、メンバー9人全員で――ということになりそうです」(同)

 キンプリに代わって、国民的グループへと成長するのはSnow Man――ということになるのだろうか。