■東山自身もまさか自分が社長に就くとは思っていなかった!?
芸能プロ関係者が話す。
「5月に番組で社名変更に言及した東山さんも、当時の段階ではまさか自分が社長に就任するとは考えていなかったのではないでしょうか。ジュリー氏はやる気を失っているという報道もあった通り、社長からも退きたかったようですし、特別チームの“うながし”もあって退任することに。“じゃあ次の社長を誰がやるのか”となったときに、“東山さんだけはない”と関係者の間では話されていたんです。
タレントトップですから“なぜ?”と思う人もいるでしょうが、彼はあまり後輩から慕われておらず、人望がないそう。基本的に自分のことを中心に考えるタイプだといいますからね。
それにかつてジュリー氏と交際報道が出たこと、メリー喜多川氏(享年93)から寵愛を受けていたこともあり、あまりにも創業家に近く、東山さんが社長に就いても改革にならないのではないか、という指摘もあったんです」
■社長交代以上に大変な「社名変更」
そんな東山が社長に就任することになると『文春』が報じ、芸能関係者の間でも濃厚視されているという。
「本人は社長にまでなるつもりはなかったものの、いろいろな事情が絡み合って今では社長就任間違いナシという状況にまでなっている。
そして、その東山さんが“そもそも『ジャニーズ』という名前を存続させるべきなのかを含め”と語ったわけですから、内外からも“社名変更するしかない”という声が聞こえてきています。やはりジャニーズ事務所のままでは加害を連想してしまいますし、テレビ局やスポンサーからの見え方もよくありませんからね。
ただ、社長を変えるよりも社名を変えることのほうが大変そうですよね……。どんな社名になっても熱心なファンからの反発は必至でしょうし、どんな社名にしても“そうじゃない”と言われてしまうはずです」(前同)
さらに関連会社の登記、ロゴ、ジャニーズショップ、各種グッズなども新会社名に変更する必要がある。
「社名が絡むすべてのことを変更するのにいったいどれぐらいの時間とお金がかかるのか……。数億円で済むようなものでもなさそうですし、加害問題の被害者への賠償金も今後、支払う必要が出てきますからね」(同)