■櫻井司令とベキに接点? 乃木を消そうとした!?
もし櫻井司令(キムラ)がラスボスの場合――動機はベキ(役所)に関するものではないか、と考えられている。
40年前にバルカの内乱で死亡したことにされていたベキこと乃木卓(林遣都/32)は、警視庁公安部に所属しており、農業使節団の名目でバルカへ入国。しかし、内乱に巻き込まれた最中、公安の救助ヘリが不自然に卓や憂助、妻の明美(高梨臨/34)を見捨てるように去っていく描写があった。
そのため、
《40年前の事件の真実が何かはわからないけど(中略)別班の櫻井司令(乃木の造反がなけりゃそのままノゴーン討って真相は闇に)》
《昔、公安が乃木一家を見捨てた動機に真の闇ありかも。別班の司令が昔乃木卓を見捨てた張本人だったりして》
《別班の司令官である櫻井は裏切り者で、ノゴーン・ベキは公安を装った別班だったと思ってます。40年前公安としてではなく別班としてバルカに行き何らかのミッションを持っていた。そこで櫻井に裏切られてテントという組織を作ったのではないかと》
といった声や、
《司令は乃木をどさくさに紛れて抹殺するようと他の隊員に指示していた?黒須は乃木の部下だから一緒に葬られる予定だったが乃木が撃ったことで乃木とは繋がってないことを示したかった?》
《今回の作戦に後方支援も無く、自分もしくは他の隊員が捨て駒にされることに気づいたか。父ノゴーンペキ(※原文ママ)の過去を追う自分は排除されるとわかっていたんだろう》
と、“乃木憂助謀殺説”も、SNSにも多く寄せられている。
「乃木が裏切って別班の5人を銃撃した様子をモニタリングしていた櫻井司令は、一瞬、眉をピクリとさせて“この件は他言無用”と言い放ち席を後にしましたが、大きく動揺している様子は見せておらず、立ち去る際に意味深な表情も浮かべていた。
もしかしたら、“他言無用”というのは、実は乃木謀殺計画に関することだったのかもしれませんよね……」
「美しき我が国を汚すものは何人(なんぴと)たりとも許さない」。最終回は乃木がこのセリフを言いながら、櫻井司令を断罪する展開に――そうなれば衝撃だが、果たして……。