【以下、『VIVANT』第8話までのネタバレを含みます】

 9月7日放送の『プチブランチ』(TBS系)では、10日に放送を控えている堺雅人(49)主演の日曜劇場『VIVANT』の生放送SPの告知が行なわれた。VTRでは別班の黒須駿を演じる松坂桃李(34)とテロ組織「テント」のナンバー2・ノコルを演じる二宮和也(40)、スタジオにはドラムを演じる富栄ドラム(31)がそれぞれ出演していたが、そこで『VIVANT』劇中のドラムについて、不穏な考察が行なわれた。

『VIVANT』は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。富栄は有能かつ愛嬌抜群で、警視庁公安部の野崎守(阿部寛/59)とともに行動する、非常に視聴者人気の高いキャラ・ドラムを演じている。

 ドラムは劇中でしゃべれない、という設定で、会話の際にはスマホの音声アプリ(声・林原めぐみ=56)を使用するのだが、冨栄はドラムの設定を忠実に守り、ドラム役で出演している場合は声を出さない。

『プチブランチ』ではスタジオトークでタレントの村重杏奈(25)が、ドラムは癒し系で可愛いくて優秀だが、劇中で人物像を誰も説明していないことから「テントの一員説」を提唱。これを聞いたドラムは露骨に目が泳ぎ、視線を逸らす――というやり取りがあった。

「もちろん目が泳いでいたのは、リアクション芸のようなテレビ的な演出だとは思いますが、実際にドラムを疑う声は少なくありませんよね。

 まず、本作は敵味方問わず裏切りを行なった人物は衣装などから“黄色”が強調されているんですが、ドラムはいつも黄色い服を着ていることが、“裏切り”の根拠の1つとして挙げられています」(テレビ誌編集者=以下同)

※画像は日曜劇場『VIVANT』公式インスタグラム『@tbs_vivant』より