■伝説のハッカー・ブルーウォーカーとのシンクロ
どうも怪しい男・ドラムの演出については、“被せ”を指摘する声もあるという。
「序盤の『VIVANT』は“丸菱商事の誤送金事件”を解決することがメインの目的でしたが、乃木と警視庁公安部の野崎がガッチリと手を取り合って共同戦線を結ぶと約束したシーンは、2人が握手した真裏に、事件の犯人の1人であるハッカー・ブルーウォーカーこと太田梨歩(飯沼愛/20)の写真が映る構図の場面がありました。つまり太田の写真が握手に被っていた。
そして、第5話で野崎はバルカ警察のチンギス(バルサラハガバ・バタボルド)と同じようにガッチリと握手を交わすんですが、そこでは握手した真裏にドラムがいて、完全に“被って”いた。そのため、《構図が同じなのがすごく気になるんだよな〜、この構図で太田さんが黒だったし、ドラムも怪しい…?》という声もあるんです」
また、別班の乃木も、警視庁公安部の野崎も“ブルーウォーカー”は名前も存在も把握していなかったが、ドラムは存在だけは認識していたことから、
《なんでドラム、ブルーウォーカーのこと(存在だけとは言え)知ってるのネットのことにも詳しいの》
《今更ながらにドラムは何でブルーウォーカー知ってたのか謎。色々有能過ぎて疑いの目で見てしまう》
と、疑惑の眼差しを向ける声もあったが、特に第7話では不審な行動が目立ち、より「ドラムが怪しい」という考察が増えている。
■第7話で目立っていた不穏な言動
ドラムは、いつも人懐っこい笑みを浮かべており、巨漢にもかかわらず非常に俊敏に周囲の状況に合わせて動けるキャラクターとして描かれていた。
ところが、第7話のドラムは、乃木が病室でドラムの気配を感じて「こんにちは、ドラムさん」と呼びかけられた際の表情がいつもと明らかに違う“眼差し”だったほか、別班に倒されたロシアの反政府勢力が拘束されていた現場では、何か深く考え事をするように妙にボンヤリとしていたのだ。その際の、反政府勢力を見つめる目つきも不穏なものだった。
そのため、
《普段なら俊敏にパッ!って動くはずなのに今回は変な間があって急かされないとと動かない、ドラム、何かある》
《そっとしておいてあげたいけれど、ロシア人拘束の時のドラムさん、挙動が変じゃ。》
《7話はかなり衝撃的な展開だったけど、その中でも気になったのはドラム。目つきも態度も明らかに変わってきてる》
といった声が、SNSにも多く寄せられている。