■“SMAP集合”は偶然か、狙ったのか――企業の回答は?
中居の屋外広告が掲出されたのは、ソフトバンクが長期契約している場所。それまでは中居&劇団ひとりの前にCM契約していた西島秀俊(52)と仲野太賀(30)の2ショット広告だった。
「広告を出す場所は、まず代理店が選定してクライアントに確認をとるというのが通常の流れですから、仕掛けたとすれば代理店です。
しかし、正面から“仕掛けたんですか?”と聞いたとしても、代理店の人間が“ハイそうです”と答えるのは野暮。“お答えできない”といった回答になるでしょう」(前出の広告事情を知る関係者)
では、スポンサーであるサントリーとソフトバンクはどうか。サントリーに広告掲載の件について尋ねると「知らなかった」と回答。一方、ソフトバンク側は“広告戦略の都合上”という理由で、「コメントは控える」とのことだった。
この回答を受けて再度、前出の広告事情を知る関係者に話を聞くと、
「ハッキリと否定しないということは、“狙った”と認めているかのようにも受け取れますね……。
とはいえ、渋谷駅のあの屋外広告スペースは注目度も高く、人気の場所。長期契約のソフトバンクはともかく、サントリーのほうはハチ公広場から駅方面を見ると必ず視界に入る“ハチコーボード”と呼ばれる超人気の広告枠で、争奪戦になっている。『新しい地図』の広告も予定変更がなければ9月10日までの1週間契約。ソフトバンク側で広告を出したいタイミングと奇跡的に合致したのでしょう」
とのこと。なお9月9日はSMAPのデビューシングル『Can't Stop!! -LOVING-』(1991年)の発売日で、ファンは「SMAPの日」として毎年祝福。中居と「新しい地図」が渋谷駅の特上スポットで並んで見られる今年の記念日は、ファンにとってまた特別なものとなりそうだ。