■株爆上げで“イノッチ新社長”の未来
そんな東山新社長の不穏な状況が語られるなか、今回の会見では、井ノ原が唯一「株を上げた」と評価する世間の声は多い。
特に、「ファンに向けて今回のことをどう謝罪、説明するか?」という質問に井ノ原は、
「(ファンは)どんな気持ちでライブに来てくださっているのか。何日も前からチケットを取って、高いお金を払って飛行機をとって、髪をセットして、来てくださるっていうことをイチから考え直してステージ立ちましょう」
と、常日頃からJr.に教えていて、そのうえで、
「これ以上ファンのみなさんをがっかりさせることのないよう、ありとあらゆる方向で、たくさんの大人たちの目で見つめていきたいと思います」
と真摯に語った場面には、
《もうジュリーさんでも東山さんでもなくて、イノッチ社長でよくないか、ジャニーズ事務所》
《第一に誠意を見せるべき相手(ファン)に対して言及してくれるイノッチの安心感がすごい。1番まともに見えたし社長になるべき人はこの方だったのでは…》
《ファンの大切さを日々伝えてることを知ってこの方がJrの社長でいてくれてよかったって心から思う》
といった声が、多数寄せられている。
井ノ原はV6時代に年長者の坂本昌行(52)、長野博(50)と、年少組の森田剛(44)、三宅健(44)、岡田准一(42)の間を取り持つ中間管理職のような立ち位置だったことに加えて、NHKの『あさイチ』などで司会業に慣れていて、MCとして現場を回す技術も高い。
今回の会見でも、記者の名前を復唱したり、同じ場所の記者ばかりをあてていると指摘されると「じゃあ、次はそちらの記者の方で!」と、司会進行をフォローしたりと、機敏で誠実に対応する姿も見せていた。
「冗談抜きで、東山さんに関する致命的な告発記事などが出たら――就任早々ですが、また退陣する可能性もある。それくらいセクハラ疑惑の被害者を探す動きは活発化しているそうです。
万が一、そんなことになれば、もう社長を務められるのは井ノ原さんしかいませんよね。それがあまりにも早ければ“井ノ原新々社長”となってしまうのかもしれませんが、マスコミ関係者の間でも、そんな事態が本当にきてしまうのではないか、と不穏に思い、心配する声はありますね……」(前出のワイドショー関係者)
人柄の良さを買われてジャニーズアイランドの社長に就任した井ノ原。ジャニーズ本社の新社長になる未来は近い……!?