神木隆之介(30)主演のNHK朝ドラ『らんまん』は残すところ3週となり、9月11日から第24週「ツチトリモチ」が放送される。主人公の妻・寿恵子(浜辺美波/23)の奮闘が始まりそうだが、8日まで放送された第23週「ヤマモモ」で、今後が不安になる不穏なシーンもあったようだ。

 第23週(9月4日~8日)の内容は以下。竹雄(志尊淳/28)と主人公・万太郎(神木)の姉・綾(佐久間由衣/28)は、再び酒蔵を開くことを夢に抱き、資金を貯めるために屋台「土佐」を開業。故郷の味に万太郎と寿恵子は感動する。また、竹雄が醸造の研究をしている学者を探していると話すと、藤丸(前原瑞樹/30)は酒造りの研究をやりたいと申し出た。

 その頃、波多野(前原滉/30)が万太郎に、野宮(亀田佳明/44)が辞表を出すつもりらしいと打ち明ける。野宮はイチョウの精虫の第1発見者なのに、元画工であるため学会から認められなかったという。後日、万太郎が東北へ植物採集に出かけると、寿恵子は新たな商いを始めるため、渋谷へと向かうが……という展開。

 寿恵子の待合茶屋の経営者としての活躍が始まりそうだが、“死亡フラグ”と見られるシーンがあった。

「それは、万太郎が寿恵子の体調を気づかっていたこと。繰り返し心配だと言葉をかけていたので気になります。また、肖像画を描いてもらったこと。家族との幸せなシーンは《死亡フラグ》だというのは、朝ドラでは定番です」(ドラマライター/ヤマカワ)