■「VIVAN」の意味は「生存者たち」説!

「もし“ヴィヴァン”が別班ではないとしたら、アイコンの意味も変わってきますよね。ここで重要なのは、乃木は40年前の幼少期にバルカ共和国の内紛に巻き込まれた、という過去です。孤児になり人身売買されてしまいましたが、なんとか生き延び、帰国し、現在に至っています。

 フランス語で『vivant』には“生き残り”、そしてスペイン語で『vivan』には“彼らは生きている”というような意味があるため、“ヴィヴァン”とは“生き残った者たち”という意味ではないか――という考察が行なわれているんですよ」

 これまでに浮上している「別班内部に裏切者がいる説」や「薫(二階堂)もテントあるいは孤児だった説」なども合わさり、

《乃木のスマホには「VIVAN」とのアプリが入っているのが確認されてる。視聴者らへの偽装か、別班とは別に「ヴィヴァン」が存在するのか?》
《VIVANTのさ、ヴィヴァンは別班でなく、バルカ内乱の人身売買の頃の生き残りってことなんじゃないかな。》
《フランス語のVIVANT(生き生きとした)」じゃないか、と言い出したのは薫さん。これもポイントでは?これこそ本来の「VIVANT」の意味から「遠ざけようとしたのかも。じゃあ、薫さんも「VIVAN」が何かを知ってる?》
《日本でテロ起こそうとしてるのが別班の一部にいて、VIVAN+テントだからVIVANTなんじゃね?》

 といった考察が、SNSにも寄せられている。

 薫は日本人ではあるが、“ソウルフードのはずの赤飯に顔をしかめるシーンが2度強調されている”“偽装パスポートを読み上げる際「ユイナ・フクダ」と海外式に読む”などの描写から、実は日本に馴染みがないのでは、とも考えられている。

 また、第7話で乃木は薫を抱きしめていたが、そこでの表情から「何かを確かめていたのでは?」という声もある。

※画像は日曜劇場『VIVANT』公式インスタグラム『@tbs_vivant』より