今期ドラマの“水曜夜10時枠”対決となった、赤楚衛二(29)主演の『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)と杉野遥亮(27)主演の『ばらかもん』(フジテレビ系)。旬なイケメン2人の主演作だが、視聴率はともに厳しい数字で終わりそうだ。

 赤楚の『こっち向いてよ向井くん』は、性格が良くて仕事もできる“いい男”なのに、彼女いない歴10年という主人公・向井悟が、久しぶりに恋に挑む恋愛迷子のラブストーリー。9月6日放送の第9話では、向井が元カノ・美和子(生田絵梨花/26)と恋の相談相手・洸稀(波瑠/32)と鉢合わせ。妹夫婦の離婚を受け、結婚について深く語り合った。

 視聴者のX(ツイッター)上での反響は、《ようやく“普通”に疑問を持つようになった向井くん。それを教えてくれたのは洸稀さんだよ!友情から始まる恋愛もアリだから、そのまま素直に♪》など、令和の新しい恋愛感に触れ、成長していく向井くんが好評だった。

 一方、杉野の『ばらかもん』は、長崎・五島列島を舞台に、主人公の青年書道家・半田清舟が、島民との交流を通じて成長していくハートフル島コメディ。同日放送の第9話では、清舟は父・清明(遠藤憲一/62)の仕事を手伝うため、琴石なる(宮崎莉里沙/7)と一緒に東京へ行くことに。書に触れ、なると話すうち清舟は書道家をやめることを決心する。

 こちらも、X(ツイッター)上での反響は、《終始穏やかな優しい気持ちで見られる〜!なんといっても、なるがかわいい。画面にいるだけで癒し》《恋愛模様なんかなくても、なるを肩車して喜ばせようとする杉野遥亮にキュンキュンするな!》など、登場人物たちに癒やされると好評だった。

 ファンの支持は厚いが、6日の世帯平均視聴率は『こっち向いてよ向井くん』が4.8%、『ばらかもん』は4.3%(以下、すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)と苦戦している。さらにどちらも旬のイケメン俳優を起用しているのに、なぜなのか――?