■『Ｍステ』が焦る「非ジャニーズ解禁」アピール
ジャニー喜多川氏の加害問題は世界的な広がりを見せ、スポンサー離れが始まるなど、”ジャニーズ帝国崩壊決定的”といった状況になっている。一刻も早く新たな体制を世間に示す必要があるが、それはメディアも同様だという。
「テレ朝がこれまでのスタンスを貫いたら、猛バッシングの対象になるのは必至。だからこそ、これまで出演していない男性グループを登場させ、ジャニーズとの不適切な関係の終焉をアピールする必要がある。その第一歩がＢＥ：ＦＩＲＳＴと見込まれています。
ＢＥ：ＦＩＲＳＴはパフォーマンスがダンス寄りということもあり、ジャニーズとファン層が被りにくい。そうした要因もあって、彼らの出演が有力視されているようです」（前出のレコード会社関係者）
『Ｍステ』での男性グループ出演が解禁になった暁に注目されるのは、やはり“辞めジャニ”の動向。テレ朝は、以前では考えられなかった“辞めジャニ出演”をも考えているようだ。
「退所すると干されるというのがかつての常識。辞めジャニが『Ｍステ』に出ることもありませんでした。しかし、ジャニーズを飛び出した彼らが『Ｍステ』に出演れば、“忖度”がなくなったという大きなアピールになる」（前同）
辞めジャニの中で『Ｍステ』でのジャニーズ共演濃厚と言われているのが、山Ｐこと山下智久（３８）だ。
「山下さんはコロナ禍で未成年女性との飲酒疑惑が報じられて活動休止、その流れでジャニーズ事務所を退所。予定されていた亀梨和也さん（３７）とのアルバム『亀と山Ｐ』の発売も中止になり、事務所は大損害を被り、幹部も山下さんに激怒していました。
ただ、山下さんは退所後、各所で”事務所に育ててもらった”と感謝を述べているほか、９月３日のアリーナツアー最終日には、かつてＮＥＷＳの仲間だった小山慶一郎さん（３９）が駆けつけました。小山さんも自身のインスタグラムで、２ショット写真を公開している。
このことからもジャニーズ事務所との関係が、現在では良好であることが伺えます。事務所に怒られるなら、小山さんは山下さんとの２ショットはアップしないですからね。これが山下さんの『Mステ』出演が見込まれる１つ目のワケ。ライブＭＣでも増田貴久さん（３７）や亀梨さんの名前も出していて、現役ジャニーズとの交流は今でも盛んな様子ですからね。
２つ目のワケとしては、山下さんはＮＨＫのドラマや数多くの配信ドラマにも出ていますし、干されている感が全くないこと。“一番輝いている辞めジャニ”と言っても過言ではない山下さんが、辞めジャニの第１号として『Ｍステ』に再降臨する可能性は十分にあるでしょうね」（同）
