■キムタクもスポンサーから「要らない!」

「まず木村さんは、2023年7月6日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、資生堂CM起用案がジャニー氏による加害問題で消滅したと報じられています。その後、外部専門家による再発防止特別チームの調査で、ジャニー氏の加害行為が認定された。

 事務所は会見を開いたものの、実質的には社長を藤島ジュリー景子氏(56)から東山氏に交代したただけ。そのジュリー氏も株を100%持ったまま代表取締役なのは変わらないですし、社名変更に関しても“検討する”との答えに留まりました。

 被害者に対する救済策はもちろん、組織運営を変える具体策がまったく見えない状態。これに業を煮やしたのが、ジャニーズタレントをCM起用しているスポンサー企業です」(前出の女性誌記者)

 今、企業はどこも人権尊重の方針を掲げており、ジャニーズタレントを起用するということは、“加害を容認する”という解釈にもなる。ハラスメントに厳しい海外への展開がある企業ならなおのこと。JAL、キリンHD、アサヒHDなどといったナショナルクライアントが、続々と起用見送りや継続の更新をしない、などと発表したのだ。

「木村さんがCM出演している日産自動車は、現在のCM放送は続けるものの、“契約期間が満了した時点であらためて判断”、”ジャニーズ所属タレントとは新規契約を行なわない”とコメント。同じくCM出演している日本マクドナルドも、契約期間満了後は更新しない方針を明らかにしました」(前同)

 木村が窮地を迎えるなか、妻である工藤は、2022年でソロデビュー35周年を迎え精力的に芸能活動をこなしている。

「周年記念として発表したセルフカバーアルバム『感受』を引っさげ、23年は7月1日から8月26日まで全国10会場をまわるツアーを開催。8月2日にはニューシングル『勇者の旗』をリリースしています。9月2日には、30年ぶりの台湾公演『工藤静香 2023 CONCERT in TAIPEI』を開催。

 新曲PRで国外にまで目まぐるしく出向く日々ですが、インスタグラムではスイーツやとり手羽で出汁をとったスープなど手料理も公開。仕事に大忙しながら、家庭生活も大事にする生真面目さをアピールしています。しかし、本音では夫・木村さんの窮地、そしてジャニーズ事務所の行く末が気になって仕方がないのではないでしょうか」(同)