■ファンでいることは“悪”? 泣ける“辞めジャニ”の言葉

 ジャニーズタレントを起用してきた企業が続々と“ジャニーズ離れ”の姿勢を見せていることも、ファンに与える影響は大きい。

「まるでファンでいることが悪いみたいな意識になるし、ファン同士が論争しているのも見たくない。お客さんとも、これまではジャニーズの話で盛り上がることがありましたが、今は秘密。加害について意見を求められても困りますしね」(美容師/30歳女性/関ジャニ∞ファン)

「ピュアに推し活したいだけなのに、どうしても加害の情報が頭をよぎってしまって気持ちが上を向かない。ファンというだけで事務所を応援する形になるのも複雑。今は他の男性グループにも目を向けようかと思っています」(アパレル勤務/27歳女性/King&Princeファン)

 元関ジャニ∞で俳優の錦戸亮(38)は9月11日に更新したX(ツイッター)で、

《まぁ言えることは一つ。組織が好きっていうのが入り口だった人は違うかも知らんけど、自分が好きになった人は今日も明日も好きでいていいんじゃないかなと》
《胸張ってそう思ってもらえないんなら、それはただのこっちの力不足だ》

 とつづり、《その通り》《同感》などと共感を呼んだ。

 アイドルとは、そもそも夢を見させることが仕事のはず。ファンに地獄を見せつけ、ファンであることを言いにくくさせている事態はやはり異常だろう。東山新社長を中心とした幹部は、この事態打開に向けてどういう策を示すのか、日本中、そして特にファンは注目している。