9月17日夜9時から、堺雅人(49)主演の連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の最終回が放送される。9月10日には第9話が放送され、平均世帯視聴率が14.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と好調だ。
また、乃木憂助(堺)が別班を裏切っていなかったことが判明し、視聴者の考察も盛り上がっているが、最終回の展開がおぼろげながら見えてきた。
第9話の内容は以下。別班の極秘情報を使った株取引で、テントに莫大な利益をもたらした乃木。その労いの夕食の場で、ベキ(役所広司/67)は乃木とノコル(二宮和也/40)に、これからも“兄弟”が力を合わせてやっていくように指示をする。そこで乃木が、自分は新参者なのでテントの過去を知りたいと申し出ると、公安に裏切られ、息子・憂助と離れ離れになり、妻と共に拷問を受けたという、ベキの壮絶な過去が語られた。
さらにベキは、日本をテロの最終ターゲットにしてないと断言し、今は日本への恨みはなく、日本へのテロの依頼も断ってきたことが明らかになった。そんな中、ノコルが進めていた資源採掘計画が、バルカ政府に漏れたことが発覚し、乃木が裏切ったのではと疑われる。さらに、乃木が撃った別班4人が生きていることも分かって……という展開。
視聴者のX(ツイッター)上での考察は、《薫は二重スパイ》《長野専務はベキと正反対の人生を歩んできた悪のラスボス》《松坂桃李がメインビジュアルに出てるんだから、最後に黒須のとんでもない秘密が?》など、薫(二階堂ふみ/28)や長野専務(小日向文世/69)、黒須(松坂桃李/34)などについて、「誰それが本当は◯◯」というものが多かった。
これまでも予想外の展開が多いため、最終回も見当がつかないが、作品テーマとこれまでのストーリーから、少し分かってきたことがあるというが――。