旧ツイッター社(現X)のロゴマークとして親しまれた「青い鳥」の電飾オブジェ。それは今、東京・渋谷のある企業のオフィスにあるのだ。同オブジェを4万ドル(日本円で約500万円)で落札したのは、月間10億PVを誇る人気ネット掲示板「爆サイ.com」である。

 2022年10月にアメリカの実業家イーロン・マスク氏(52)がツイッター社を買収するや、23年1月にツイッター社で社内備品オークションが開催された。「青い鳥」のオブジェは、そこで一番の目玉商品だったという。

 かつてはSNSの最強ツールともいわれたツイッター。その象徴である青い鳥は現在、東京・渋谷にある「爆サイ.com」本社」の廊下にある特製ショーケースに飾られている。

 爆サイの担当者は落札の経緯をこう話す。

「ご存じの通り、イーロン・マスク氏がツイッターを買収後、人員削減などがありました。そのタイミングで、この青い鳥のオブジェ2種がツイッター社主催のオークションに出品されること知り、弊社もぜひ参加してみようとなった次第です。

 日本とアメリカでは時差もあるので、入札が大変でしたが、結果的に我々が落札できました。最後の30分は他の入札者さんとタイマン状態に。シビアな競り合いでしたね(笑)」

 出品された2種の青い鳥だが、爆サイが落札したのは電飾付きの青い鳥のオブジェ。ツイッター本社のエントランスと思われる場所に飾られていたものなのだという。