■9月に入ると雑誌の表紙を次々ジャックして……

 さらに9月に入ると、12日に発売された『mini』(宝島社)や14日から店頭に並んでいる『QLAP』(音楽と人)など、メンバー全員で表紙の一面を飾る雑誌が相次いで発売されている。

「ジャニーズ事務所はCDリリースのあるグループが表紙をジャック。プロモーションに精を出すのが恒例です。人気グループが数多在籍する中、まだデビューもしていないJr.が複数の雑誌で表紙を務めるのは極めて不自然ですね。

『ワールドカップバレー』開幕前のタイミングを踏まえても、大会サポーター就任と同時にやはり“9月デビュー”を飾る予定で話を進めていたのではないでしょうか」(前出のアイドル誌編集者)

 だが、デビューが延期になったことは彼らにとってプラスに働くのでは、という声も。

「今はジャニーズに逆風が吹き荒れているため、もし予定通りデビューをしていたとしても大々的に売り出すことは難しかったでしょう。むしろ“こんな時期に新グループをデビューさせるとは!”と、全く罪のないメンバーが槍玉に上げられていた可能性もあります。

 Aぇ!groupの面々は、すでにバラエティ番組などでも活躍しており、デビュー組に負けない人気があるのでデビューが延期になってもファン離れは起きないでしょう。ジャニー氏の加害問題がひと段落して、ジャニーズバッシングが落ち着いてからデビューしたほうがメンバーのためになると思いますよ」(民放キー局関係者)

 事務所の対応の悪さで所属タレントまでイメージダウンしているだけに、未来あるJr.たちのためにも、1日も早く加害問題を決着させてほしいものだ。