ジャニーズ事務所の歴史的な記者会見から10日が経った――。
事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、藤島ジュリー景子氏(57)が同社の社長から引責辞任。代わって東山紀之(56)が新社長に就任することが、9月7日の会見で発表された。
社長就任にあたって、東山は年内をもって芸能活動から引退。出演していたレギュラー番組からも降板した。
「東山さんは7年にわたってMCを務めてきた日曜朝の情報・報道番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)からも降板。会見直後となった9月10日の放送にも出演しませんでした」(制作会社関係者)
10日の番組冒頭、これまでサブキャスターを担当していたテレビ朝日の野上慎平アナウンサー(39)が「おはようございます。9月10日、日曜日。『サンデーLIVE!!』です。さて、みなさんもご存知の通り、東山さんはジャニーズ事務所の社長に就任されまして、番組降板の申し入れがありましたので、本日は私が務めさせていただきます。よろしくお願いいたします」と説明し、頭を下げた。
エンディングで野上アナは「いろいろありましたけど今日もこの番組を選び、そして最後までご視聴くださいましてありがとうございました」と締めくくった。
「驚きの番組内容でしたよね。東山さんの番組だったのに……ジャニーズ事務所の会見に触れることはなく、完全にスルー。東山さんのMC降板についてもアナウンサーが報告するだけ……。テレ朝の番組では、前日の『週刊ニュースリーダー』でMCのTOKIO・城島茂さん(52)がしっかりと言及していたのですが……」(前同)
■険しい表情で会見について語った城島茂
城島は9月9日の『週刊ニュースリーダー』に生出演。番組冒頭、VTRで会見の模様を放送し、スタジオに画面が切り替わると、城島は「今回の会見ですが、私自身、複雑な思いで見つめていました」と険しい表情を浮かべていた。
そして、「ジャニーズ事務所が踏み出そうとする新たな一歩に、賛否両論あるとは思います。確かに賛否両論あると思います」としたうえで「自分自身としましても、今後どうあるべきかという部分を含めて頑張っていくしかないと思っております」と持論を展開。
最後には「今後、事務所もいろいろ対応を発表していくとは思いますが、私自身も忖度のない状況で今後もこの番組内でコメントできればと思っています」と、これからも番組でこの問題に言及していくと決意を新たにしていた。