■「報道番組としてあり得ない」とテレ朝内部からも怒りの声
前出の制作会社関係者が続ける。
「10日の『サンデーLIVE!!』は、放送前から関係者の間で冒頭の数十秒だけ東山さんの降板することになった経緯を説明し、特に会見の内容にはいっさい触れずに進行する――そんな放送になりそうだと言われていたんです。
しかし、東山新社長がずっとやっていた番組ですし、会見をしっかりと取り上げ、東山さんとともにやってきたコメンテーターなどの見解を問うこともやるべきなのは当然。テレ朝関係者からも“さすがに触れないことはないでしょ?”という声も出ていたんです」
しかし、ふたを開けてみると10日の『サンデーLIVE!!』は、本当に事前に話されていたような会見にいっさい触れない内容になった。
「テレ朝関係者も“報道番組としてあり得ない”と怒り心頭でしたよ。たしかに、テレ朝は毎週のようにジャニーズのグループが出演する『ミュージックステーション』を放送していますし、ジャニーズ事務所とは距離が近い。ただ、この状況で、報道番組でも忖度するなんてあり得ないですよね」(前同)
会見では、ジャニーズ事務所がテレビ局へ“圧力”を与えているのでは、という疑惑について質問がぶつけられたが、東山は「(忖度は)必要ないと思います」と断言し、「ファンの人たちがいてこそなので、これは忖度とかそういうの関係なく公平にいくべきだなと思っています」と今後の体制について説明していた。